超高齢社会となった日本。この流れは衰えるどころか、ますます加速していきます。それに伴い、シニアの食を取り巻く環境にも様々な問題があることが浮き彫りになりました。
核家族化、単身世帯の増加などによる「孤食」。食品偽装等にはじまる「食品そのもの」に関わる問題。通院困難による歯科治療未処置のための「摂取不良」。加齢に伴う「虚弱」、「サルコペニア」、「ロコモティブシンドローム」など、枚挙にいとまがありません。
我々は「シニアと食」というテーマで独自のコミュニティの創設を目指し、「食育」「歯育」「木育」の3つの観点から、「誰」と「どこ」で「何」を「どのように」食べるのか?を真剣に考え、シニアの方々の本当の意味での「家族の絆」を構築していく会報誌を目指しております。「たの食クラブ」は、元気なシニアの方がいつまでもずっと楽しく食事ができるように、「食」の啓蒙活動及び「シニアの食育」に関する知識の普及活動を行い、健康な社会の基盤づくりに寄与することを目的とし創刊されました。
2016年2月号「ひなまつりの郷土食」についての特集
「誰と何をどう調理して食べる?」ということは、「生き方」や「人生観」と同じなのではないでしょうか。「どんな仲間と何をやるのか決めて、どんな方法で行動していくのか?」って事や、「誰と何をしてどう生きていくのか?」ということと同じだと思うんです。
■管理栄養士による“食べること”に関するコラム
■地域に根差した郷土食の紹介
■日本に古くから伝わる伝統食の紹介
■戦国武将や昔の偉人が食べていた料理の考察
■シニアにやさしい飲食店の紹介
■野菜を使った健康的なレシピの提案 など
歯科衛生士による口腔ケアの紹介記事(左)
食べること=生きること。自分の歯で食べることができなければ、選べる食材や、調理の方法の選択肢が減ってしまいます。つまり、生き方の選択肢が減ってしもうということなのではないでしょうか。
■歯科医師による誤嚥性肺炎に関するコラム
■歯科衛生士による口腔ケアの紹介
■訪問歯科の紹介 など
猟師への取材記事
身体は食べたものから作られます。自分たちが何を食べているのか?それを作っている人たちはどんな思いや苦労をしているのか?自然と人間のあり方を学ぶ必要があります。
■農業、家庭菜園の実践、紹介
■自然に関する活動をしている方の紹介 など
いきいきと過ごしているシニアの紹介記事
私たちは一人では生きていけません。必ず誰かに助けられ、また知らないうちに助け、お互いに支えあって生活をしています。人間関係が希薄になってきていると言われる昨今。新たに人と人との絆をつなぐお手伝いをしたいと考えます。
■いきいきと過ごしているシニアの紹介
■各地で活動しているサロンのPR
■読者のお便りの紹介 など
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